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【神奈川・湘南】子育て支援・給付金が手厚い自治体は?

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目次

    いわゆる湘南地域に移住をお考えの方の中には、子育て支援の手厚い自治体に住みたいと考える方も多いかと思います。

    当記事では湘南地域の自治体で実施されている特色のある子育て支援や、給付金についてまとめています。

    なお、今回の記事では以下の自治体を取り上げます。

    1. 平塚市
    2. 藤沢市
    3. 茅ヶ崎市

    当記事でまとめている制度はあくまで一部です。詳細は各自治体のホームページを参照してください。

    神奈川県平塚市の特徴的な子育て支援

    子どもの医療費が中学3年生まで無料

    平塚市の子育て支援の特色として、0歳から15歳までの子どもの医療費が無料である点が挙げられます。

    小児医療費の無料制度には所得制限が設けてられていることも多いですが、平塚市の場合は所得制限がなく、どなたでもこの制度を利用可能です。

    平塚市多子世帯生活支援特別給付金

    平塚市では3人以上子どもがいる世帯に対し、「平塚市多子世帯生活支援特別給付金」という子ども一人当たり一律5万円の給付金を支給しています。

    対象者

    平塚市在住で、平成16年4月2日以降に生まれた児童を3人以上養育する方(※所得制限はありません)

    金額

    第3子目以降の対象児童1人当たり一律5万円

    給付時期

    令和5年1月前半から給付開始予定

    平塚市「平塚市多子世帯生活支援特別給付金(市独自)」https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kodomo/page20_00037.html より引用

    こちらの制度についても、小児医療費の助成制度同様、所得制限が設けられていないという特徴があります。

    こんにちは赤ちゃん訪問

    平塚市では生後4ヶ月までの子どもがいる世帯を対象に、家庭に助産師や看護師が訪問し、子育て相談を行う、「こんにちは赤ちゃん訪問」を実施しています。

    具体的な支援内容は以下のとおりです。

    内容

    ・体重測定

    ・赤ちゃんの成長発達について

    ・母乳・ミルクの与え方

    ・平塚市の母子保健サービス

    ・平塚市の育児情報

    ・予防接種・乳児健診の受け方 等

    平塚市「こんにちは赤ちゃん訪問」https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kodomo/page-c_02074.html より引用

    子育て支援センター

    子育て支援センターは、0歳から未就学児の子どもとその保護者を対象にした施設です。

    施設内には子どもが遊ぶためのスペースが備えられているほか、常駐している子育てアドバイザーに子育てに関する相談をすることができます。

    利用料は無料予約不要なので、気軽に利用が可能です。

    子育て支援センター
    住所〒254-0084 平塚市南豊田381(豊田分庁舎内)
    開所時間月曜日から金曜日まで(土日、祝日、年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)を除く)
    10:00~15:00
    *当面の間、12:00~13:00は閉所
    平塚市「子育て支援センター」https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kodomo/page-c_00122.html をもとに図表作成

    神奈川県茅ヶ崎市の子育て支援

    中学3年生まで医療費無料

    茅ヶ崎市では、医療費は中学3年生まで無料となっています。

    ただし、茅ヶ崎市の場合は0歳から4歳までは一律に医療費助成を受けられますが、4歳以降は所得制限が設けられている点に注意が必要です。

    ひとり親家庭等日常生活支援事業

    茅ヶ崎市では要件を満たすひとり親世帯を対象に、「ひとり親家庭等日常生活支援事業」を実施しています。これは社会的理由、就業上の理由により子育てに困難が生じる場合に、家庭生活支援員による生活支援を受けることができるというものです。

    主な支援内容は以下の通りです。

    ・乳幼児の保育

    ・食事の世話

    ・住居の掃除

    ・買い物など

    茅ヶ崎市「ひとり親家庭等日常生活支援事業」https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kosodate/boshifushi/1004826/index.htmlより抜粋

    ほしつ☆メソッド

    ほしつ☆メソッドは、茅ヶ崎市が保護者向けに市内の公民館などで実施している子育て講座です。

    茅ヶ崎市によると、「ほしつ」は「ほめる」「しかる」「つたえる」の頭文字をとった言葉で、毎年100人以上の保護者が受講しているようです。*

    *茅ヶ崎市「「ほしつ☆メソッド」とは?」https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kosodate/soudan/1004847/1004857/1004864.html より引用

    神奈川県藤沢市の子育て支援

    医療費は中学3年生まで無料

    藤沢市では子どもの医療費が0歳〜15歳(中学3年生)まで無料です。

    2022年12月現在、中学生以降に医療費助成を受けるには所得制限がありますが、小学生までは一律に医療費助成を受ける事ができます。

    また、中学生の所得制限に関しては、2023年4月の受診分から撤廃されます。

    ブックスタート事業

    藤沢市ではブックスタート事業を行っています。

    ブックスタートは自治体が行う、乳幼児健診の際に絵本などを手渡す事業です。

    藤沢市では1歳6ヶ月検診の際に、担当者がおすすめする絵本1冊と推薦図書のリストを保護者にプレゼントしています。

    母子手帳アプリ「子育てアプリふじさわ」

    藤沢市「子育て支援情報の受信方法」https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kodomo-se/bosimo.html より画像引用

    藤沢市の行政サービスで特徴的なのは、「子育てアプリふじさわ」と呼ばれるアプリを提供している点です。

    子育てアプリふじさわ「母子モ」は神奈川県の健康アプリ「マイME-BYO(みびょう)カルテ」と連携したアプリで、子どもの成長曲線の確認や健診・予防接種のスケジュール管理など、紙の母子手帳と連携して使えます。

    また、藤沢市から子育てに関する情報を受け取ることも可能で、子育てをする上で非常に有用なアプリです。

    参考資料

    平塚市ホームページ https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/

    茅ヶ崎市ホームページ https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/

    藤沢市ホームページ https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/

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